なかなかこういうこと給料払ってやってくれないんですね。


―この魚そのまま捨てるんですか?

「駆除をしているんです。
 埋めるんですよね。
 土に返すと言ってますけど。
 有効利用するって言っても
 なかなか難しい。

 これは日本にいちゃいけない魚って
 法律で決まっているんです。
 特定外来生物っていうのに指定されて、
 『積極的に駆除しましょう』
 ということになってます。

 これを生きたまま運んだり、
 誰かにあげたり、
 買ったりどっかの場所に放したりしたら厳罰。
 この池だと23センチぐらいまで成長します。
 でかいのは40センチになります。」

―きっかけは何ですか?

「カイツブリって小さい水鳥がいるんですけど、
 僕はずっとそれを観察していたんですね。
 それがだんだん生活がおかしくなってきてね。
 元気に泳いでいたひなが次の日いなくなってるんです。
 要するに今から考えると、
 ブラックバスが食べてたんですね。
 ブラックバスの口って大きいですから。
 一呑み。なんでも食べるんですよ。

 それからずっと駆除をしています。
 2007年からですかね。
 なかなかこういうこと給料払ってやってくれないんですね。
 しょうがないから我々はボランティアとして
 許可をもらってやってます。
 ボランティアはつらいこともいっぱいありますが、
 面白いこともいっぱいありますよね。」

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(12/6 井の頭公園)

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